荷造り その二

衣類は一番嵩張るもので、選ぶものによっては重さもありますので、注意が必要です。夏は薄着なのでそれほど問題ありませんけど、冬はいくらか考えて持っていく必要があります。

まず、デニムと革製品は重いので極力外します。一番軽くてコンパクトに収まるのは、薄手のスカートにタイツのスタイル。スカートはしわにならない素材を選び、もし寒い時期ならタイツは裏起毛の暖かいものに。これらの衣類は、前の晩に軽く洗ってタオルで水気を吸わせ、干しておくと大抵朝には乾いていますから、何枚も持っていく必要がありませんし、万が一乾いていなくてもドライヤーですぐに乾かせます。私は黒のタイトミニに黒タイツを持っていくのですが、脚長効果もあるし鉄板です。

もしボトムにパンツを持って行きたいなら、余程湿度の高い国でなければ、1,2本にしておくのがおすすめです。というのも、ヨーロッパやアメリカなど、乾燥した国では日本ほど汗をかきませんので、連日洗う必要がありません。また、カジュアルで乾きやすい素材のものにすれば、自分で洗って干しておくこともできますし、クリーニングを頼んでも500円ほどです。

トップスは、寒い国なら薄手のニット、これも極太糸の物は避け、薄いカシミアなどにすれば、嵩張らず暖かいのでおすすめ。ポイントは、アウターをダウンなどの暖かいものにし、中は薄着で調整できるものにすることです。また、機内での保温や、寒さの調整に、一枚ウールかパシュミナのストールを入れておくと重宝します。畳めば小さくなるし、羽織れば暖かいので万能です。きれいな色のものを選べば差し色になって、旅行中の疲れで顔色が悪いのもカバーしてくれます。この点に関して言えば、普段アクセサリーをつけない人でも、小さなパール系かホワイト系、ピンクゴールドなど、きれい色のシンプルなアクセサリーを持参して、必要に応じてつければ、思いのほか顔色カバーに効果がありますよ。

また、どんなに素敵でも、履きにくい靴は絶対に活用しないので不要かなと思います。文化のどんなに進んだ場所であっても、日本のように道の整備されたところはあまりお目にかかりません。ヨーロッパなどは特に石畳で足が疲れますし、舗装されていない場所も沢山あります。そういう点では、スーツケースも2輪キャスターより4輪、なるべく径の大きなものが便利です。